Sparkling!
第34章 1 × 4
翔side
雅「はあ…マジ、可愛かったのになあ。」
和「まさかと思うけど、翔さん?」
潤「マジ?」
にのの声に智くんも反応した。
潤「あー、でも分かる気がする。」
和「狙ってたの?」
潤「うん。」(←即答)
雅「見た目じゃなくて、さ?」
潤「とにかく女子だったよな?」
テメ…
雅「でも、りーだーのお手付きだったでしょ?」
潤「真ん前でいちゃついてたしなあ?」
わ…悪いかよっ!!
この中じゃ、一番付き合い長し?
それに、何だかんだで一番…
慌てて顔を隠すように新聞を広げると、
背中から誰かがしがみついてきた。
「さ…智くん!?」
智「翔ちゃん、ゴメンね?」
「え?」
智「翔ちゃんが女でも男でも、翔ちゃんには変わりないのに、僕、ってば…。」
智くん、君、って人は…
智「し、翔ちゃん!?」
振り向き、智くんの体を抱きしめた。
和「あっ!!あんなところでまた、サカってる。」(←笑)
うっせ、にの。
智「いいじゃん、ねー?」
「ねー?」(←バカップル)
智「今日、一緒に帰ろ?」
翔「うん♪」(←デレデレ。)
「今日、何食べたい?」
「うーん、智くん?」
智「じゃあ、僕は翔ちゃん、食べちゃおっかな?」
「えー?どうしよっかな?」
和潤雅「………。」
延々続く俺たちのイチャイチャを、
三人に見せつけていた俺と智くんだった。
お、終わり……?(汗)