Sparkling!
第37章 真夜中は青い花
翔side
智「あっ…あっ…しょ…くん…」
激しく腰を打ち付けるたびに、細い首がもげそうなぐらいにガクガク揺れる。
「くっ……ヤバ…っ」
智「もっと…もっと…奥まで…翔くん…」
そう言いながら、俺に馬乗りになっている男が腰を揺らす。
智「ぁあっ…んっ…い…いい…そこ…もっ…と…」
「あんま…締めな……いで…」
よがる智くんの腰を抱え直し、攻める場所を変えて打ち付ける。
智「やっ……そこは…ああっ…」
さっきまで主導権を握っていたはずの体が力尽き、俺の上に落ちてくる。
でも、俺は構わずに最奥を付き続けた。
智「あっ…あっ…イク…イッちゃう!」
「お、俺…も…。」
さらに腰を激しく突き上げると、智くんは俺の腹の上に白濁を撒き散らし、
俺の体の上に覆い被さるようにして倒れ込んできた。
智「ごめん、もう、帰るね?」
「泊まっていけばいいのに…」
智「そんな訳にはいかないよ?振り付け考えなきゃ。」
激しい情事のあと、
何事もなかったかのように服を着込んでいく。
智「じゃ、また明日。」
「うん…」
そして、何事もなかったかのように帰っていく。
君は…
明日のこの時間は、
誰の腕の中にいるんだろう……。