Sparkling!
第40章 TOP SECRET Ⅰ (O × M)
潤「何?話、って?」
「松潤、お前、翔くんとニノのこと、どう見える?」
潤「どう…って?普通に仲いいなあ、って感じ?」
「そっか…」
潤「あっ、でも、時々、ニノと相葉さんが絡んでるところをニコニコしながら見てることもあるよね?」
「そうだね…」
それが何か?って、小首を傾げる松潤の体を引き寄せた。
「あのさ…俺に考えがあるんだけど…?」
「ね、翔くん、ちょっと耳に入れたいことがあるんだけど?」
翔「何々?どうしたの?」
折よく、その日は翔くんと一緒の仕事が入っていて、
俺は松潤をも抱き込んだある計画を実行に移すことにした。
「実はさ、松潤の友だちで、ニノと付き合いたい、ってヤツがいる、って聞いたんだけど…」
翔「へ、へぇ、そう?」
翔くんの目線が不自然に揺らぐ。
「ほら、翔くんもニノのこと気になってる、って言ってたじゃん?だから、知っといた方がいいかな?と思って?」
「そう?」
目に見えて、急に落ち着きをなくした翔くんは、
ちょっとトイレ、と言って、スマホを握りしめ控え室を出ていった。
これで翔くんが動いてくれれば…
俺は祈るような気持ちで遠ざかっていく翔くんの足音に耳を傾けていた。
To be continued...