Sparkling!
第42章 ××期?な二人。
翔side
「おーい智くん、あかり、お願い!」
智「はいはい。」
いそいそと笑顔でタオルを持って駆け寄る智に、湯上がりで気持ち良さそうに微睡むあかりを託す。
智「翔くん、あかりをお風呂に入れるの、だいぶ上手くなったね?」
「まあね?」
湯上がりの缶ビールをちびちび飲みながら、ベビーベッドでスヤスヤ眠る愛娘の寝顔を見ていた。
智「さて…と、僕もお風呂、入ってきちゃうね?」
「あ…うん…あのさ…智くん?」
智「何?」
着替えを手に立ち上がった智が振り返る。
「…ごめん。やっぱ、いい。」
智「何?言いかけといて?気持ち悪いから早く言ってよ?」
「気持ち悪い、って…」
ま、いっか。
「実は……」
この日、五人での仕事の日。
智がその場にいない時、ポツリ、ニノがこう言った。
和「あかりちゃん、もう一歳になったんだっけ?」
「あ…ああ、一歳と半年…かな?」
和「二人めは?」
広げた新聞に向け、口に含んだアイスラテをぶちまけてしまう。
和「あーあ、もう、何やってんスか?」
ニノはティッシュを鷲掴み、俺の粗相の後始末を手伝ってくれた。
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