Sparkling!
第42章 ××期?な二人。
翔side
「わかっ…た。」
智「て…ことで、さっそく…」
俺の体を押し戻し、智がにっこりと微笑む。
智「子供たちも寝静まったことだし…」
ん?…この展開は…まさか…?
智「ヤろ?」
や、やっぱり…!
「やっ…で、でも…あの…」
智「言ったでしょ?たまってんの。」
あんないい話の後なだけにこの展開もどうか、と思ったけど、
アルコールを適度に含んでほんのり染まった智の色っぽい顔が近づいてきて、
チュ、と音を立ててキスされてしまう。
智「ねぇ、翔くん。いいでしょ?」
「……はい。」(←なし崩し。)
とどめ、とばかりに上目使いで艶然と微笑む智に、理性が綺麗さっぱり消し飛んでしまった俺は、智をその場に横たえた。
智「も〜翔くんてば、どうしてそんなせっかちなの?」
「そっちが誘ってきたんだろが?」
智「床じゃ痛いから、あっちでシよ?」
と、ソファーをアゴで指し示す。
「…分かったよ。」
俺の手に絡まる、熱を帯びた智の手に導かれるままソファーに移動する。
「あっ…!」
突然、後ろから背中を押され前のめりでソファーに倒れ込む。
な…何だ?
振り向くとそのままソファーに仰向けに転がされ、覆い被さってきた智と目が合った。