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Sparkling!

第42章 ××期?な二人。



智「あ、相葉ちゃん、フラれちゃった(笑)。」


「当たり前でしょ?万漢全席かフレンチのフルコース選べ、ってんならね?」


智「何なの?そのチョイスは?」



笑い飛ばそうとした大野さんが、側にあったケータイがチカチカしてることに気づいて手に取った。



「何?ダンナから?」


智「ばぁか。」



なんてニヤけながら、俺の目から隠れるようにしてケータイをチェックする辺り、ビンゴってこと?



しかも、コールバックしようとしてるし。



智「あ、もしもし?どした?…うん。うん。ああ、それね?それなら…」



頬杖ついて、バカみたいな顔して大野さんのラブコールする姿を見てると俺のケータイが鳴った。



誰だよ?



雅『あっ!!よかった!出てくれた!ニノちゃ〜ん!!』



お前か…



「俺、仕事中なんで切りますね?」


雅『ま、待って!!切らないで!』



何だよ?と、ケータイを耳に当て直す。



雅『ね、ニノはさ、松潤と俺のどちらかを選べ、って言われたらどっちを選ぶ?』


「はあっ?」



…くっだらない。



そんなことでイチイチ電話寄越すのかよ?大の大人が?



「…お前だよ?」


雅『えっ!?ウソ!!マジで?』


「この世で真っ先に抹殺したいヤツだよ?」


雅『…』



智「ね?誰から?」


「相バカ。」


智「何だかんだでラブラブだね?ニノも?」



ふにゃんと、大野さんはこちらが脱力しそうな笑顔を向けた。



「……。」



あなた方ほどじゃないけどね?





end.



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