Sparkling!
第43章 ちょいSな君と天然な僕。(A × M )
髪を乾かしてから潤が待つ(寝ている)寝室へと向かう。
おんなじベッドに寝てるしね?
すうすうと気持ちよさそうに寝息をたてている横顔にキスすると、俺は潤の隣に潜り込んだ。
すると、潤は寝ぼけてんのか、俺の背中に抱きついてきて、寝言で俺の名前を呼んでくれた。
あーもー幸せ♪
さらにその幸せを噛みしめるように体を反転させ潤と向かい合う。
相変わらずの綺麗な顔。
半開きの唇からは規則正しい寝息。
パジャマの襟をちょろっと捲ると、俺がさっきつけたばっかのキスマークが見えた。
追加で付けちゃえ、とばかりにパジャマのボタンを外し、鎖骨の下辺りに追加でつける。
ここなら怒られないだろ?
と、パジャマのボタンを閉め直そうと上着に手をかけると、突然潤の腕が伸びてきた。
潤「おい、さっき何をした?」
「え?お、起こしちゃった?」
潤「ずっと起きてたけど…」
俺を下から睨みあげる目は目力半端ない。
潤「答えろよ?何やった?」
「何、って…その…キスマークをつけました。てか…つけさせていただきました。(←不自然すぎる敬語)」
潤「……。」
「すっ…すいません!つい出来心で…!」
潤「…それで終わりかよ?」
「え?あの…」
潤「ヤ…ヤらねぇのか、って、聞いてんだよ!」