Sparkling!
第45章 負けず嫌い (S × M )
翔side
時々思うことがある。
この、俺の目の前で裸で寝ている男が、
俺にヤられてメチャクチャ感じまくって、エロい声で喘いでいる男が、
潤「う………ん。」
何で俺よりデキるのか。
「………。」
潤「んふふっ。翔さんてばヤらしどこ触ってんの?」
突然、寝言で俺の名前を口にしてにやにや笑う。
…か、可愛いじゃねぇか//////
な、なのに、なのにだよ?
番組の企画で、俺のことこてんぱんに痛めつけるなんて……(涙)
俺の面目丸潰れじゃんかよ?
でもまあ、そのロケの後、潤に宥められるみたいにして、
潤「ん…翔さん、俺もう限界…」(←これも寝言。)
枕にしがみついて、色っぽく体を捩らせる。
流れでヤることになっちゃったし♪
いつもこんなんだったら可愛いんだけどな?
俺の恋人は?
なんて考えながらまた、潤と向かい合わせになるようにベッドに潜り込んだ。
和「それはアレじゃない?Jが究極のドSだからじゃない?」
「と、申しますと、二宮さん?」
和「要はSMの女王様が、自分を踏んづけたハイヒールを舐めなさい、ってんのと同じことじゃないの?」