Sparkling!
第45章 負けず嫌い (S × M )
「うーん、よくわからないけど、そうなのかなあ…」
智「ニノと相葉ちゃんみたいな感じだ。」
和「どこがだよ?」
智「相葉ちゃんのこと散々弄っといて、夜はイチャイチャしてるじゃない?」
和「へ、変なこと言うなよ!」
智「だって…相葉ちゃんから聞いたんだもん。『夜は別人だ』、って?」
お待たせ〜って、メイクから戻ってきた相葉くんが、鬼の形相のニノに手を引かれて前室を出ていく。
智「昼間っからイチャつくのかな?」
智くんが猫みたいに伸びをする。
「…違うと思う。(汗)」
智「まあ…別にいいけど?」
ふぁ、と、大きな欠伸をしながら俺に寄っ掛かってきたか、と、思ったら、
智くんはそのまま夢の中へと漕ぎ出した。
潤「ふふっ。とても俺らよりも年上なんかに見えないね?」
いつの間にかやって来た潤が、俺の肩に額を押し当てすうすう寝息を立てる智くんの頭を撫でた。
「そういうお前も…」
寝顔の可愛さなら負けてないぞ?と言いかけ口を噤む。
潤「俺がどうした、って?」
「…何でもない。」
口に出していったら怒るだろが。
雅「ちょっと翔ちゃん、聞いてくれる?」
タイミングがいいのか悪いのかは分からないが、予想通り修羅場ってる相葉くんとニノが戻ってきた。