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智side


翔「やべぇ。超嬉しい。」


「翔くん……苦しい、って？」



相葉ちゃんやニノとかが抱きついてきたら、どうやって腕の中から抜け出せるかはいつもやってることだから分かってるけど、



でも、翔くんは……。



翔「んー、智くんの匂い。」



くんくんと鼻を鳴らしながら、大きな犬みたいに俺の首筋に顔を埋めてきた。



「もー、くすぐったい!!」



どさくさに紛れて、腕の中から逃げようとすると翔くんはさらに腕の力を強めた。



翔「逃がさないからね？」



……言ったな？



不敵に細められるドングリ眼。



翔「んっ…」



こちらも負けじと、わざと音を立て目の前の色っぽい翔くんの唇にキスをした。



「それはこっちのセリフだよ？」



そうだよ？翔くん。



もう、逃がさないからね？



俺から逃げられないように、ギッチギチに縛りつけてあげるから。



言ったことに責任は持ちなよ？



「束縛……サレタイ。」end.