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Sparkling!

第48章 スイーツ部の活動報告(O×S)



じゃなくて…



そんな可愛い翔くんの隣でヘラヘラしている相葉雅紀を引き剥がす。



雅「ちょっともう!痛いってば!!」


「いつまでも翔くんの隣に座ってるからだろ!!」



ぶつぶつ言いながら相葉ちゃんは立ち上がった。



「……いい報告、待ってるよ?」



すれ違いざま相葉ちゃんに耳打ちする。



雅「……楽しみにしてて?」



意味深に目配せし合う俺たちを、翔くんが訝しげに見ていた。



翔「ね、智くん。さっき相葉くんと何話してたの?」


「気になる?」


翔「……て、程でもないけど?」


「じゃ、いいじゃん?」



返事をはぐらかし、翔くんの体を抱きよせた。



翔「ちょ…ちょっと、智くん?」


「いーじゃん?二人きりなんだし?」



空気を察したのか、松潤の姿もいつの間にか消えていた。



「ね…翔くん、チューしていい?」



真っ赤な顔して、恥ずかしそうに頷く。



夜まで待てるかな?俺。



今から収録だし。我慢我慢。



仕方なく、プルっプルな翔くんの唇に軽くキスをし、翔くんを抱きしめた。



相葉ちゃん、今夜は翔くんみたいに可愛くなったニノといいことすんだろな?



……なんて、考えてると、



「いてっ!!」



怖い顔をした翔くんに顔を掴まれ、強引に顔を向かされる。



翔「ちょっと、今、何考えてた?」


「いや…その…」


翔「……今晩、覚悟しててね?」



ニヤリ、と不敵に笑った翔くん。



折よく呼びに来たスタッフさんと何でもなかった顔して一緒に出ていった。



今晩…?覚悟……?



その意味が分かった途端ニヤニヤが止まんなくなって、本番中、翔くんに後ろから小突かれたりしたけど……。



……後はご想像にお任せします。





「スイーツ部の活動報告(O × S)」



end.



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