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雅紀side



はあはあと、早い呼吸を繰り返しながらニノが俺を睨み付ける。



和「お前…覚えて…ろ。」



苦し気に吐き出した言葉に含まれた毒の割には俺を見る目はウルウルで、



まるで、毒の中にハチミツの隠し味を含ませたみたいに甘かった。



「覚えてろ、って、忘れられるワケないじゃん？」



ニノの、ほんのり赤みのさした頬を両手でそっと持ち上げキスをした。



「こんなに可愛くて、こんなにイヤらしいニノちゃんのこと……」


和「お前…ちゃん付けで呼ぶなや！」


「何で？こんなに可愛いのに？」


和「可愛くなんか…っ！」



唇で首筋に触れただけで、ニノの体は大きく跳ね上がった。



雅「これだけでこんなに感じてるじゃん？」



ニノは唇を噛みしめ、顔をそらした。



……ほんと、素直じゃないな？



シャツの裾から手を忍ばせ、胸の突起を摘まんだ。



和「ぁあっ!!」



仰け反った顎先の、肌の白さにクラクラする。



シャツの中にもう片方の手も入れ、もう片方の先も摘まんでやる。



和「は……っぁ……や………ダメ…」



俺の体の下でニノがモゾモゾする。



くっそ…可愛すぎんだろ？



乳首だけで見悶えるニノのモノに舌を這わせた。