Sparkling!
第49章 スイーツ部の活動報告(A×N)
雅紀side
あれから俺は、ニノのサイズに合った指輪を取り寄せてもらいニノに無事渡すことが出来た。
和「これ……いくらで売れるかな?」
おいおい、ちょっと待てよ?
でも、指輪を填めた時の、あの一瞬見せた嬉しそうな顔は、
今でも忘れられない。
智「うまくいったみたいだね?」
一人、喜びを噛みしめていた俺の背中を大野さんがぽんぽんと叩いた。
智「俺の場合はさ、翔くんのご機嫌を取るためとかじゃなくて、一番付き合いが長いから、長年俺を支えてくれた感謝と労いの意味があるんだよね?」
「そっかあ…」
やっぱ亀の甲より年の功、ってぐらいだから、
さすが大野さん。
いや、敬愛するスイーツ部の部長。
「あっ、そうだ!!実は雑誌に新感覚スイーツの店特集とかやっててさ、今度新しい店がオープンするらしいんだ?」
智「へー?」
「一緒に行かない?」
智「行く行く♪」
潤「今度は何企んでんの?」
松潤が意味ありげに笑う。
「人聞きの悪い。今度美味しいスイーツを食べに行こうね?って話してたの!」
潤「どーだか…」
だって、俺らはスイーツ部だしね?
スイーツをただ食べるんじゃなくて、甘くて美味しいスイーツをいかに味わって食べるかも大事なんだよね?
今回は部長のお陰で究極も味わえたし。
て、ことで、
これからもよろしくね?『部長』?
end.