Sparkling!
第1章 ややこしい話。
「おいら、翔ちゃんの幸せを願って相葉ちゃんに協力してあげたのに…。」
何故か切なそうな顔をする智くん。
「翔さん、俺、翔さんのこと誤解してたみたいです。」
誤解って?
「翔さんは結局、誰でも良かったんですね?」
え?何でそうなんの?
「相葉さんの見ている前でも堂々と潤くん口説いてるんですから。」
にの、『堂々と』の使い方、間違ってる。
「じゃあ、こうしない?」
一同、智くんに注目する。
「翔ちゃんが一人に絞れないなら、おいらたちが順番に相手(なんの?)してあげたらいいんじゃない?」
なにそれ?一人に絞るもなにも、
何が悲しくてヤロー相手(しかもメンバー)にしなくちゃなんないの?
「翔さんをシェアする、ということですね?」
部屋だけじゃなくて俺までシェア(笑)する気?
てか、その日本語(?)合ってる?
「相葉ちゃん、どう思う?」
「グスン。みんなの気持ち知ってて抜け駆けしちゃったから反対する理由ないし。」
相葉くん、今なんと…!!
みんなの気持ち、って?
「何となくノリで翔くんにコクったみたいになったけど、みんながそれでいいって言うなら。」
松潤、俺に拒否権ないの?
「ワクワクするね〜♪」
「楽しみですね?」
おっ、大宮、またしても!?