Sparkling!
第1章 ややこしい話。
こうしてまたしても俺は、
大宮に嵌められ、日替わりで彼らの相手をする羽目になった。
月曜日の報道番組終了後 の俺の唯一の至福のひととき(?)を、
智くんが月曜日休みだから付き合う、ということになって、
今では二人して赤貝をつつきあって他愛もない話に花を咲かせている。
火曜日は番組収録後、松潤とお洒落な店でディナータイム。
本人曰く、最近モンブランに嵌まってて、俺にも食べさせたかったらしい。
にのは特に何曜日と制限がなく、
時間さえあればひたすらゲームしているところを見せられ、たまにゲームに参加させてもらっている。
で、相葉くん。
ついこの間までのベタベタな感じは影を潜め、
何だか、一歩下がって一緒にいる感じ。
この間は俺の好きなオムライスを作ってくれる、と言うもんだから、お言葉に甘えて作ってもらったら…
激ウマ!!
「おいしい?」
無言でこくこく頷くと、
「翔ちゃん、ケチャップついてるよ♪」
と、口の端についたケチャップを指先で掬ってペロリ。
…なんか、幸せそうだな?相葉くん。
でも、いいのかな?こんな感じで?