Sparkling!
第53章 Crazy For You
翔くんたちが帰ったあともカズはまだご満悦でスイーツを頬張っていた。
カズ、って、あんな甘いもん好きだっけ?
よっぽど俺の顔が怖かったんだろう。
カズは口をモゴモゴしながら怪訝な顔で小首を傾げていた。
和「ねぇ、智、食わないの?」
食べちゃうよ?と、俺の目の前に超旨そうなケーキをちらつかせた。
でも、これ、アイツが…
カズを狙っている、っていうアイツが作ったんだよな?
和「もー、何変な意地張ってんの?」
カズは手にしていたケーキを俺の口の中に捩じ込んできた。
和「美味しい?」
「……うん。美味しい」
カズに食わしてもらうものは何でも旨い。
……じゃなくて!!
「カズ。」
和「何?」
俺はカズの手を握りしめ目を見つめた。
「カズ、俺と…」
和「……ヤだ。」
「え?ちょ…まだ、何も言ってな…」
和「どーせ、ヤりたくなったんでしょ?」
「違う、って?」
和「何が違うんだよ?ホラ…」
チラ、と、ナゼか元気になっていた俺のモノを見た。
あれ?何でだ?
和「全く……何に興奮してんだか、この人は?」
なんて言いながら……
和「……口でも…いい?」
「えっ!?お、おう…//////」
と、元気になった俺のムスコを上のお口で可愛がってもらう俺だった。