Sparkling!
第55章 愛される理由
遡ること数日前。
「あのさ…ちょっと見せたいものがあるんだけど?」
コトが終わって気怠そうしている裸の背中を突っついて振り向かせる。
俺は徐にトランプを手にしシャッフルしていき、カードを幾つかの山に分けていた時、突然Jが起き上がってキスしてきた。
潤「ね、ヤろ?」
「は?」
潤「その後だったらゆっくり見てやるから。」
「えー?せっかくここまで…って、ちょっ…待っ…俺、ヤる、って言ってな…」
あっと言う間に組み敷かれて貫かれる。
もー、どのタイミングで発情したんだよ?
潤「じゃあ…新作見せて?」
疲労困憊の俺を見下ろし、エロチックに笑う。
こんのエロハンサムが!!
よろよろと体を起こし、トランプを手に取る。
潤「おおっ!!さすがカズ。スッげぇじゃん?」
まあ、いいリアクションだったんでよしとしたけれど。
「んじゃあ…この際だから一緒に帰る?」
潤「じゃあ、荷物取ってくるから待ってて?」
後日談。
俺らが付き合ってることを3人のオジサンたちに伝えるも冗談としか捉えておらず、
普段と変わらない、空気感の中で過ごしている。
もちろん、Jとのいい関係も続いてるしね?
<×和也>end.