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「そりゃあ、濃ゆくもなるだろ？」


和「あれ？怒んないの？」



それどころじゃねぇよ…


和「……翔さん、何か変だもんね？」


「いつからああなの？」


和「俺が来た時にはもうあんな感じでしたよ？」


「ふーん…」



俺の中に、以前抱いた疑念が再び沸き起こった。



翔さんがリーダーと付き合ってんじゃないか、って……。





「ねぇ、大野さん、ちょっといいかな？」


智「何？」



ずっと翔さんのことが気になっていた俺は、俺らの中でも一番付き合いの長いリーダーに話を聞いてみた。



「リーダー、ってさ、翔さんのことどう思ってる？」


智「どう、って？」


「その……好き……とか…」


智「好きだよ？」


「えっ？」



じゃあ…



智「可愛い後輩だしね〜♪」


「そ…それだけ？」


智「他に何があんの？」


「あ…いや…その……」


智「ふふっ。好きなんでしょ？翔くんのこと？」


「いやっ…その……」



まさか…図星をつかれるなんて…



智「残念だなあ…」


「は？」



やっぱり、リーダーも翔さんのこと……



智「松潤のこと気に入ってたのになあ…。」


「……。」



お…俺？



智「やっぱ、末っ子は一番可愛いからなあ。」