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幸せな俺たちの物語

第14章 サプライズは急展開

その後はおれが初めて作ったケーキを切って食べた。

和也「美味しい。すごいじゃん。」

雅紀「よかった〜!」

和に褒められたよ!

残ったものは冷蔵庫に入れてまた明日食べることにした。

ソファーで休憩中の和の隣に座る。

雅紀「和、はい、これプレゼント。」

和也「ありがとう。小さいね?ゲームとか?」

雅紀「開けてみて?」

和が中を開けてビックリする。

和也「鍵…?」

雅紀「そう。実は俺の家の合い鍵だよ。和がいつ俺の家に来ていいように作ったんだ。」

和也「俺、いつでも行っていいの?」

雅紀「もちろんだよ。少しでも長く一緒にいたい。」

和也「嬉しい…」

和は自分の胸にギュッと鍵を握った。

和也「雅紀、もう一つ欲しいものがあるんだけど…」

雅紀「ん?なに?」

和也「雅紀が欲しい…俺だけの雅紀が欲しいです…」

俺は何も言わず和をゆっくり抱きかかえベッドに運んだ。

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