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幸せな俺たちの物語

第16章 温泉と銭湯

雅紀「もしもし?和?」

和也「雅紀、仕事お疲れ様。」

雅紀「うん!今終わって帰るところなんだ。楽しんでる?」

和也「うん、いいお湯だったよ。」

雅紀「よかった〜!あっ、お土産よろしくね!鹿饅頭ね!」

和也「はいはい。じゃあ友達待たせてるから。」

電話を切ろうとすると、

雅紀「和、愛してるよ。」

和也「な、なんだよいきなり…」

顔が熱くなるのが分かる…

和也「俺も…愛してる。じゃあね。」

電話を切って少し風にあたり熱くなった顔を冷やす。

あんなことをさらっと言っちゃうんだから…

でも、そういうところも好きだけどね?

部屋に戻って友達とご飯を食べた。

和也「この辺で鹿饅頭なんて売ってたっけ?」

「確か近くのお土産屋があったよ。明日行こっか。」

鹿饅頭ってあんまり聞いたことないけど。

彼のために買ってきてあげよう。

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