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夜が開けるまで

第1章 仮面夫婦


「昼と夜で、こんなに人が変わるなんて、お前はいやらしい女だったんだなぁ」


隆は由紀の体に覆いかぶさると、着ていたブラウスのボタンを両手で一気に引きちぎった。


「やめてよっ」

由紀は叫んで抵抗したが、夫に肩を押さえつけられ身動きがとれない。


ブラジャーをたくし上げ、乳房を剥き出しにすると、両手で鷲掴みにして乳首に吸い付いた。


「離してよ!仕事に行くんだからっ」


元自衛隊で鍛えられた夫の逞しい腕は、力一杯抵抗しても、ビクとも動かない。

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