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夜が開けるまで

第7章 葛藤

二人がいつも落ち合う港の見える公園の駐車場




拓馬の黒いワンボックスカーがすでに待っていた




由紀は横に車をつけると、運転席を降り、スライドドアを開け後部座席に乗り込む






彼女が拓馬の車に乗り込むと拓馬はすでに後部座席に座っていた







「由紀さん………我慢できない……ここで…しよう?」




拓馬は間髪入れず、由紀を抱き締め、着ているジャケットの上から乳房を揉んできた




日没後で辺りは暗いとはいえ、まだ公園内にはいくつか車が停車している



人目を気にする由紀が承知する訳はない





拓馬のせわしない様子に、由紀は拓馬の手首を掴んで静止した


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