
夜が開けるまで
第1章 仮面夫婦
「ほら、だんだんいやらしい音がしてきたぞ」
隆の太い指先が由紀の秘部を上下に激しく揺さぶり続ける
愛液が漏れ出す音が、夫の欲情をさらにかき立てた
「カラダは正直だな。欲しくてヨダレが出てるぞ」
「それ以上、激しくしないで…」
「顔に似合わず激しいのがいいのはわかってるんだよ」
隆はその手をやめようとはしなかった。
夫も次第に呼吸が荒くなってくる。
「だんだんイキたくなってきたんだろ…?」
由紀の下半身がビクンとすると、秘部の奥から指を締めあげてくるのを隆は察した。
「ほら、アソコが欲しがってヒクヒクしてるぞ」
隆はさらに力強く上下に左右に揺さぶり続けた。
「あ、ダメ…いやっ、イっちゃう……」
由紀は思わず隆の手首をつかんだ。
「あァ…っ…イク……」
妻の絶頂に達した表情に、夫は勝ち誇ったように見下げた。
