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夜が開けるまで

第2章 新人社員

向井拓馬

この週末に何の用?




鳴り続ける着信音





出ようか出まいか、ためらう自分がいる






着信音とともに高まる鼓動









出てみようかな




そう決心してスマートフォンをスライドさせた

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