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夜が開けるまで

第2章 新人社員


拓馬の自宅での出来事から、二人の間になんとなくよそよそしい雰囲気が流れていた。




上司と部下


それ以上の関係になることは、由紀のプライドが許さなかった



仕事に私情を持ち込むのは一切認めないことをポリシーに、仕事に打ち込んできたからだ。



しかし、あの件から少しづつ拓馬を意識し始めていた。



そしてある週末、拓馬から電話が入った。

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