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非恋愛体質

第3章 いつもの一杯




「そこでさ、女の子も飲んでて…なんかこう…不思議な雰囲気?というか…暗くて顔とかあんまり見えなかったんだけど、横顔美人な感じ?な子が居てさ!

美味しいカレー屋さん教えてくれたんだけど、今日のランチ野原さん一緒に行かない?
木村さんも誘ってくれて構わないからさ!

1人ってなんとなく行きづらくて。」



…それは私のことですよね。きっと。



これ断るのも気まずいかな…
彩菜が行くって言えば行こうかな…



「えーっと、木村さんに聞い…」


「春ー♡おはよー♡」



おっと、グッドタイミング?なところに彩菜さん登場。



「朝から2人で楽しそうに何話してるんですかー?」



「あっ、課長がね、お昼カレー屋さん行かないかって…もちろん彩菜もね!それで彩菜に聞こうと思ってたら…」


「ぜひ行きましょう!」


返事が食い気味な彩菜…まぁいつものことだけど…



「昨日の合コンの話聞いて欲しいの!課長!男性の意見も聞きたいんで宜しくお願いしますね!」



私も課長も苦笑いでランチに行くことが決まったのだった。



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