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「そういえば春ちゃんが教えてくれたカレー美味しかったね。」



「はい、やっぱりあそこのバターチキンカレーは美味しいですね！」






「やっぱり春ちゃんだ。」



「えっ…！？」



「今日木村が春って言うの聞いて、名前一緒だなと思って…んでよくよく思い出してみると声とか話し方が野原と春ちゃん同じだわ！気付かないと思った？（笑）」



「あっ…えーっとですね……そうですよね、わかりますよね。でもreafのときの姿は忘れて下さい。そして蓮さんなんて馴れ馴れしく呼んでしまってすみませんでした。」



「どうして？髪もメガネもあんときのほうが似合ってるよ。」



「そういう問題じゃないんです。」



無意識だったが春の肩は震えていた。

こいつ何にそんな怯えてるんだ？



「…そっか！まぁ人には色々事情があるもんな！
呼び方、会社以外で会うときは蓮でいいから。」