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非恋愛体質

第6章 春の過去





ズキっ……
なんとなく心が痛む…


まぁでも私には関係ないこと。そう言い聞かせて前を向く。


すると


「うーん…今日はちょっと先約があって。あっ、いたいた!野原さん!この前の案件なんだけど。」


えっ?と思い振り返ると課長がこっちに向かって歩いてくる。


その後ろにいる前田さんは悔しそうな顔をしながら私を睨みつけ、オフィスに戻っていった。



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