センシティブ♥ボーイ
第8章 触って欲しい
僕が締め付けすぎて、鈴木くんが少し腰を引いただけで、僕の身体はイッてしまう。
僕の身体は汗やらぬるぬるやら、何なのかもうわからない液体でびしょびしょだった。
「すずきくん……」
「……きもちいか?」
鈴木くんの首筋に顔を埋めて、うっとりとしていると、耳元に鈴木くんが唇を落とす。
そんな些細な感触にもビクッと反応すると、鈴木くんは耳元でクスクスと笑った。
「……そろそろ、また動くぞ」
「……う、ん……」
「ゆっくりがいい?」
「うん……ゆっくり……」
その言葉通り、ゆるゆると抜き差しをしてくれる。
気持ちよくてうっとりする。
だけど、そんなうっとりするような快感でも次第にじわじわと熱が集まってきて、どうしようもない快感へと変わっていく。