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センシティブ♥ボーイ

第8章 触って欲しい






二人とも呼吸が荒くて、ハァハァと息をつきながら、鈴木くんの顔が近づいて来る。

唇と唇が触れ合い、何だかとても満たされた気持ちになってもっとくっつきたくなる。
しがみつこうとすると、鈴木くんは僕から離れて、ずるりとアソコを抜いた。



「ぁ……っ」


抜かれるだけでゾワリとする。
ゾクゾクしながら、鈴木くんの方を見ると、鈴木くんはアソコからビニールみたいなものを外していた。


「…な、に…それ…?」

「ん?コンドーム。今気が付いた?ずっと付けてたよ。」


コンドーム。
保健の授業の時に習ったやつだ。
確か、女の子が妊娠しないためにつける、やつ。


…あれ?おかしい。
僕、女の子じゃないんだけど……



「あ、あの……僕…妊娠、しないよ…?」



もしかして、勘違いしているのではと思って鈴木くんに恐る恐る問いかけて見ると、鈴木くんは一瞬ぽかんとして急に笑い出した。



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