センシティブ♥ボーイ
第2章 秘密がばれた
そうだ、
声を出せって、言われたんだった。
「あ…っんん…は、ぁ…っ」
ちゃんと、声を出すと、鈴木くんは僕の太ももをすーっと指先でなでてくる。
そうだ、うまいぞなんて、褒められているみたいで、なんだか嬉しかった。
「…ん、…はぁっ…ん」
気持ちいいのに、こんなことは初めてで、なかなかそれからイけなくて。
鈴木くんが怒ってしまうんじゃないかとか、坂本先生が戻ってきたらと思うと、焦って、またなかなかイけない。
そんな僕を見てか、鈴木くんはやさしい声で僕に言った。
「目、開けてみ」
「……っ?」
そっと目を開く。
「俺の目、見て」
「…あ……っあ、あっ」
言うとおりに目を見つめた。
最初はどうしてそんなことをいうのかわからなかったけど、鈴木くんの鋭い目つきを見ると、どんどん煽られていく自分が居る。
「お前は見られて感じるんだよ」
「ああっ…は…ああ、あ」
どんどん扱くペースが早くなっていく。