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センシティブ♥ボーイ

第20章 金髪頑張る






「サトゥーは男子で、マサは当然男子よね?ってことは……マサってホモだったの?あれ?でも……彼女いたんだよね?みゆきちゃんだっけ?あれ?じゃあ…バイセクシャルってやつ?」

「……」

「いやでも、中学の時に彼女がいたっていう話はホモってのを隠すカモフラージュ…」

「勝手になかったことにしてんじゃねーよ」




付き合ってたのはホントだ馬鹿。
カモフラージュに使うために、名前まで考えるなんて悲しすぎるだろ。




「そういうの、わかんねーけど…なんかあいつは特別なんだよ。なんか……すげぇ…可愛いし…」

「確かにサトゥーは可愛いよね。色が白くて肌キレイだし。」

「お前…っ」


まさかっ



「違うよ。やめてよ。私は15歳上くらいのおじ様がタイプだから。頼まれたって、サトゥーは無理」



ほっと安心したけど、好きな奴を完全否定されるのもなんか複雑。



「だから最近マサ、サトゥーと一緒にいたんだね?ツルとさあ、どこに接点があったんだろうねって話してたんだよ。
それなら納得!
『俺だけの佐藤。
俺だけのあの可愛い顔。誰にも気がつかれたくない。誰にも渡したくねー』ってか♡」

「キモイ。やめろ。」








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