センシティブ♥ボーイ
第22章 蛙はカエル
「んへへ…ゆうしゅうって…なあに?」
「なんていうかな…つまり…すげぇってことだ。」
「すげえ?すげえんだ?」
鈴木くん…それは飛躍しすぎじゃ……
カナは女の子なのにすげえなんて言葉…っ
そう考えている間も、僕のアソコからはヌルヌルが出てきてしまっている。
ど、どーしよう…っ
「じゃあ…はつじょうって…どういういみなの?」
「は、はつじょう?」
鈴木くんは困った声を出した。
何訊いてるんだよっ
もう、カナはあ…
止めに入りたいけど、今こんな姿で出て行ったら確実にお母さんに話されてしまうし、もうお兄ちゃんと呼んでくれなくなってしまうかもしれない。
それは…いやだ……こまる…っ
「誰から聞いたんだぁ?その言葉」
「おにいちゃんがね、おしえてくれたの!まめははつじょうをうながすから、あげすぎにはちゅういだぞって…!」
ああ、まだ四歳の子にそんなこというべきじゃなかった。
快感に悶えながら、頭を抱える。
「そうだなー、まあ、発情ってのは、スキスキってなることだな。」
「すきすき…?」
「うん、すきすきって、相手に夢中になっちゃうことだ」
「ふーん…」
なんかあってるような違うような気もするけど…
その延長に交尾があるのだとしたら、あながち間違いではないのかもしれない。