センシティブ♥ボーイ
第3章 これから毎日
「や…やっぱりやだ…っすずきくん…っ」
なにも考えずに四つん這いになったけど、なって見て気がついた。
この格好は相当恥ずかしい。
まって。
お尻を突き出してるってことは…
も、もしかして…お尻の穴に…っ
恥ずかしさと同時に、それを超える恐怖が襲ってきた。
「や、やだやだ…っお願い鈴木くんっやめてっ」
怖くて怖くて涙がポロポロ出て来る。
だけど、鈴木くんはやめてくれる気配はない。
お願い突っ込むのだけはっ
「やだよぉっおねがい…グス…ッ」
「うるせぇ。拒否権はねーっていったろ?」
そうだ。
気持ち良くなってすっかり忘れていたけど、僕は脅されている身なんだった。
僕のお願いなんて、懇願して聞いてくれるわけがない。
こんな僕が学校の皆に知られたら、もう学校にもいけなくなっちゃう…っ
言うことを聞けば、黙ってくれるって鈴木くんは言った。
大丈夫。すぐ終わる。
すぐ、終わるよね、圭ちゃん…
涙を拭いて、唇を噛み締めた。