センシティブ♥ボーイ
第3章 これから毎日
その瞬間、ベコッと音がしてヒヤリとしたものが僕のお尻に触れた。
なに…これ…っ
慌てて振り向こうとすると、そのまま鈴木くんの指がお尻の穴を掠めて、ビクンと腰が反応する。
すると、鈴木くんは僕の顔を覗き込んで目を細めた。
「やっぱりお前、イケるよ。」
何がいけるのかはわからないけど、とりあえずまだ突っ込まれていないみたいだ。
どうやったら気持ち良くなるのか、鈴木くんは知っているのだろうか。
今つけたのは何なんだろう。
疑問を投げかける意味も込めて、そっと振り返ると鈴木くんはこちらを見ていた。
「わりぃな。これ、アナル用じゃねーんだけど」
「う…んん…ぅ」
「きもちいだろ?」
「…ぁ…な、んか……っぞわぞ、わ…んっ」
…アナルって…
お尻の穴ってことかな。
そのトロトロしたものは部位によって変わるのだろうか。
色々ちゃんと考えたいのに、お尻の穴の入り口を撫でられているだけで、力が抜けてきて上手く返事もできなかった。