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センシティブ♥ボーイ

第6章 キスしたらさあ




◇◇◇



「つまり、可愛くて勢い余ってキスをしてしまったけど、相手も満更でもなさそうで、しかもオネダリされたから、勘違いしちゃったんだ」

「勘違いっつーか……まあ…そうなんだけど…」

「そしたら、落とされたと。」



聖司は溜息を吐いて机に突っ伏した。
それにしても、この学校にそんな感じの子いたかなと思う。

この聖司をたぶらかす子なんてよっぽど肝が据わっているというか…


見た目の割に優しいから漬け込まれたのかもしれない。



「キスってさー大事じゃんよ」

「よく言うよ。セフレもいた奴が」

「だから!!俺はセフレにもキスしたことねーよ!好きな奴にしかキスはしないって決めてるの!!」


セフレはいたのにキスは大事ってピュアなのかなんなのか先生わからないよ。



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