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俺の愛した女

第17章 彼女の決断

「ありがとう」そう言って笑顔を見せてくれる彼女に、
俺も笑顔になる。

だけど…やる気はあるけど、思ったよりも彼女は不器用だった。
そんな彼女をなだめつつ一緒に爪の形をしたシールに、
キラキラ光る石ころを貼り付ける。

何に使うんだ?

後から彼女に、爪がオシャレで可愛くなるんだよ。
そう教えてもらったけど、

やっぱり理解不可能だった。

数が多い時には、夜のドライブはお預けになったけど、
仕事を与えられた彼女は、

「私も社会人」と、得意そうに言った。

みなみ…
本当に良かったのか?
こんな生活をしてまで俺と一緒に居て…

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