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俺の愛した女

第17章 彼女の決断

とにかく、ここから離れたい。
「お話があるようでしたら移動しませんか?」
俺の提案に静かに首を振り。

「彼女は元気ですか?」と、再度聞いてきた。

「さっきも聞きましたが彼女どうかしましたか?」
俺はとぼける。

「そうですか知りませんか」
冴木はウンウンと頷いてから、大声で言った。
「みなみはストーカーに監禁でもされているのかもしれない
警察に相談に行こうと思います」

ストーカーって俺のことを言いたいのか?

冴木は俺に向かって言った。

「彼女を信じた私が甘かった
もうどんな手でも使いますよ」

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