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俺の愛した女

第5章 秘密の恋愛

俺はその行為だけではない。

とにかく自分をさらけ出せない。
極度の人見知りだし、コミュ障だ。
よく営業なんてやってられると昔からの友人には不思議がられる。

仕事だと割り切って営業マンを演じている気分になる。
そして、外回りと称して一人になれる時間があることが逆に気軽だったのだ。

そんな俺が遅咲きの初恋を迎えたのか?

とにかく彼女に抱くこの気持ちは初めてのものだった。

だけど…
最初から知っていたんだよな

彼女は人妻だ。

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