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未定

第3章 目覚め

仕方なしに服を脱ぐと陽人さんは悲しそうな顔を向けた。



「痛かったな・・・
もう少し早く行けていればこんなことにならなかったのに」

「?」



なんで?
なんであなたがそんな顔をするの?


「医者が言うには傷は治らないって・・・
でも、穴は塞がるからしばらくそっとしておこうね。」

「・・・りです、」

「ん?」

「無理です、お客様の贈り物を無下にするなんて」



うつ向いている僕に優しくてをのせ陽人さんは続けた。



「心配要らない。今日から白兎は俺と暮らすんだから。」

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