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未定

第4章 新生活

その後他の部屋も見て回りとりあえずリビングに落ち着いた。



「白兎・・・んー。やっぱり・・・」

「?」

「うん。白がいいな。白兎だと店にいるみたいだし。ね?」



何の事でしょうか?


「白兎は今日から
きよだ!白いって書いてきよ。」

「き、よ?」

「うん。いつまでも源氏名じゃね。」



きよ・・・・・・。


「真っ白で清らか。汚れ知らずだな!」



汚れ・・・
僕はキタナイ。
綺麗なわけない。 



「陽人さん。その名前は僕には似合いません。
だって僕は」

「白。綺麗だから。な?」 




笑顔を向けられると、何となく否定できなくなる。

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