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未定

第4章 新生活

「はぁー。酒飲むと人格変わるとか・・・
やばかった。もう少しで襲うとこだった・・・
俺も今夜は飲みすぎたかな・・・」



食器を片付けながら独り言を呟く。
男に興味を持つなんてな・・・
最後の食器を洗い終わるくらいに名前を呼ばれた気がした。



「白?」


心配になり部屋に見に行くとなにかに怯えるように泣きながら誰かを呼んでいた。


「白。」

「やだ!やだ・・・」

「白!」

「はる・・・と?」

「ああ。どうした?怖い夢を見たの?
そばにいるから。大丈夫だから。ここにはお前に嫌なことをするやつはいないから。な?」



いって聞かせるとこくこくと頷きつつ俺の裾をしっかり握りしめる。

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