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未定

第6章 熱

翌朝そとの明るさに目が覚めた。
辺りを見渡すとなぜだか寝室にいる。
昨日はここまでたどり着いただろうか?
考えれば考えるほどに不思議だった。




「まぁ、いいか。」



汗ばんだ体を流すため部屋を出ると
白がリビングで眠っている姿が見えた。



「あれ?昨日布団にいれた?よな・・・」



そっと白に触れると目を開けボーッとしながら俺をみた。
まだ寝ぼけているのか白はなにも言わずに目をぱちぱちさせている。
その姿に思わず笑ってしまった。



「おはよう。白シャワー浴びよ?」



俺が手を伸ばすとそれに答えるように手を出してきた。

こんな穏やかな日が続くと良いな。
でも、それも・・・

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