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未定

第8章 答え

「あの日、俺仕事が決まって浮かれてちゃんと書類に目を通してなくてサインしたんだ…
でも、それは契約がとれないときはその分給料から引かれるけどいいですねって契約だったらしくて…」

響は俺の顔を確認するように話し出した。

「それで、気がついたらすごい借金状態になってて…
でも、なんとか返そうってしたけどダメで…
陽人のことばれて、陽人なら返せるって言われたけど俺の問題だからって…」


……そう言えばあの頃やたら帰りが遅かった


「最初は簡単なことだった。
知らないおっさん相手に少し我慢すればよかった…
でも、だんだんエスカレートして一日中させられて…陽人に会わせるかおなくて」


あの頃俺が触れるのを拒絶してたのは…

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