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「陽人にそれがばれて庇われるのも辛くて
なら、いっそう嫌われた方がいいって…
陽人が一番傷つくことを考えた結果が…」

「…ざけんな……
ふざけんな！そんなのでたらめだ…
もういい！もう聞きたくない！」

「陽人…聞いてあげて？
俺ね、陽人を好きな気持ちいっぱいある。だからひーちゃんの立場で考えたら俺にはわかるの。
好きな人を巻き込みたくない。でも、好きって思われても思っていてもそれで離れたらとっても悲しいよ…」


白は俺を見てるがなぜだろう…
俺を越えて誰かを見ている。
そんな気がするのは…

「陽人！？
聞くって言ったんだもん。最後まで聞くでしょ？」

「……わかった」


白に今度はしっかりと目を見てそう言われ、思わず首をたてに降った