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未定

第9章 ケンカ

「陽人?どうしたの?」


立ち尽くす俺に白は近づき心配そうに覗き込んできた。


「あ、いや。なんでも……
白…いや。
お前…だれだ?」


俺の問いに眉をひそめた。
そして、少しの間の後に続けた。

「陽人なに言ってるの?
あー。わかった。まだ怒ってるんだ。」

「ちがう。お前は白じゃない。」

「…なんで?」

「わからないが、気持ち悪いんだ。
このままお前を受け入れるのが。
なにか見落としてるきがする。」


俺がそれだけ言うと急に笑だした。

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