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「そうかぁ、海翔君も釣りするのか」


「最近は行けてないですけど、鮭釣りとか行ったりしますよ」



課長…釣りするの…


知らなかったな…。



お父さんと課長は釣りの話で盛り上がっている。


お母さんは焼き係に徹してるし


なんか…つまんない。




私の話をするんじゃなかったのかよ…



こうなったら食べて飲んでやるっ！





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「お母さ～ん、苦しい～」



「馬鹿みたいに食べ過ぎなのよ、亜子は」



私はお父さんの手作りのテーブルに突っ伏した。




課長とお父さんの終わらない
釣りから始まり、将棋、野球トーク。



二人の楽しそうな声が響き渡る。




課長…


めっちゃ笑ってて…楽しそう。


お父さんと仲良くなってくれるのは
すっごく嬉しいけど




課長…




私は寂しいぞ。