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I promise you ~.:*この想い、永遠に.:*

第10章 初恋の結末




「……どうして?」





「私……聞いちゃったの。


小学生の時、拓ちゃんが他の男子に


私と……エッチしたのか、キスしたのかって聞かれてる時に



“あんなの女じゃねーよ


男だよ”って……言ってたの……」





……!!





「すっごく……悲しかった……」






……亜子が一人で先に帰った日


様子がおかしかったのは


そのせいだったのか…。






「亜子、あれは……


他の奴らが亜子に興味があったから……


亜子を他の奴らに女として見られたくなくて


そう言ったんだ…。」




まさか、亜子が聞いてたなんて……。






「……それ、本当なの?」



「本当だよ、俺は一度も亜子のことを


男みたいだなんて思ったことはない」







「なんだ……


私……真に受けて……


ずっと心に引っ掛かっていたのに……」







あの日……



俺があんなことを言わなければ……



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