テキストサイズ

I promise you ~.:*この想い、永遠に.:*

第4章 突然の再会



「ねぇ、亜子…

拓ちゃんとは……どうなってるの?」



「ど、どうなってるのって……別に何も…」



お母さん、急に単刀直入すぎっ!



「亜子、あんなに

拓ちゃんのこと大好きだったのに…」



「それは、昔の話よ…」



「そう?

てっきり亜子は拓ちゃんと結婚すると思ってたのに…」





それは……私だって思ってたよ…。



「亜子と拓ちゃんがこの町で結婚して

赤ちゃんが生まれて家族が増えて…

この庭でみんなでバーベキューするんだって

お母さん、勝手に思ってたから…」



……まさに、私が願っていたことだ。












「亜子…今、幸せ?」



「……幸せだよ…」






「それならいいけど、


後悔しないようにね?仕事も恋も」




「……うん」





その日の夜は


お母さんの隣で眠りについた。








------------

--------

----




朝、目が覚めるとお母さんは既に起きていて
畑の草取りをしていた。


私も手伝うつもりで外に出ると


「亜子、これお隣に届けてちょうだい?」



……は?



ストーリーメニュー

TOPTOPへ