I promise you ~.:*この想い、永遠に.:*
第5章 星降る夜に願いを込めて
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亜子はまた戸惑う表情を浮かべていたけど
母さんが、“今夜は星が綺麗だから行って来たら?”とすかさず言ってくれて
今、二人で丘に向かっている。
それほど遠くないし、昔は歩いてきたけど
今日は俺が車を出した。
助手席に、亜子を乗せたかったから…。
亜子はいい匂いがして、
俺はすっげードキドキして
車を止めて押し倒したくなる気持ちを抑えるのに必死だった。
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観光客にもまだ見つかっていない
俺達と家族だけが知っている穴場。
この小さな丘に…亜子と、よく来ていた。
「うわぁ~~~
星が近いぃ~~綺麗~」
今夜は一段と星が綺麗だ。
亜子の瞳にも星がキラキラと映っていて
「ほんと、綺麗だな」
俺は、小さな声で呟いた。
二人で芝生に腰を下ろし
俺がごろん、と大の字に横になると
亜子もワンピースを着ていることを忘れているのか真似して横になった。